オーバーウォッチの有名なプロプレイヤーTaimouがローセンシに戻ってきて感動しているという話をします。おかえりTaimou
まず、Youtubeの動画検索でTaimouといれると何が返ってくるか見てみましょう。
上位に、マクリーやウィドウメイカーが出てきます。彼は、エイムでわからせるプレイヤーだったのです。
初期のTaimou
DallasがまだEnvyだった頃、Taimouは輝いていました。世界一のヒットスキャンでした。今は引退してしまったIDDQDも素晴らしいヒットスキャンでしたが、Taimouの方が上でした。彼の知名度を上げたのはこの時の活躍です。
TaimouはもともとCSGOのプレイヤーで、
www.youtube.comOWに来たばかりの頃、彼のセンシは62cm/360だったと記憶しています。彼はCSGOのセンシをそのままOWに持ってきて、同じように素晴らしいエイムでわからせていたのです。
しかしその後、Taimouは死にます。
DallasになってからのTaimou
この頃かちょっと前から韓国人プレイヤーDPSが対等し始めます。今は引退してしまったESCAや、今でも活躍しているFleta、Munchikin、Nanohana、SBB、Pineなどです。この頃、ちょうど、OWのプロリーグはダイブオンリーという時代で、トレーサーやゲンジなどダイブ向けのヒーローが使われるようになります。韓国人プレイヤーはこれらのヒーローが得意でした。というのも彼らは相対的にハイセンシだからです。というか、韓国人が全員ハイセンシというわけではないため、これらのヒーローをプレイするためにハイセンシにしたという可能性もありますが、とにかく、彼らはものすごくエイムがいいというわけではありませんが、ダイブメタのOWではエイムが多少悪いことを帳消しにできるくらい有利で、強かったです。SBBが決してエイムがいいプレイヤーではないというのは、Twitchの配信でのマクリープレイなどを見ればわかると思います。彼はエイム単体で強いというよりは、ポジショニングやピックの幅など総合力で勝負しているプレイヤーというのが私の評価です。
手の小ささなどが要因となり、アジア人がハイセンシに向いてるという説も書いてますから、こちらも合わせて読むといいかもしれません。
とにかくその時期、Taimouが得意なマクリーやソルジャーはピックされにくくなります。トレーサーやゲンジも彼のセンシでは厳しいものがありました。彼は迷走して、センシを上げて(35cm/360くらいにしました)ゲンジやファラを使い始めますが、それがポンコツでした。検索結果にゲンジが出てくるのは、プレイがネタとして語り継がれているからです。ソルジャーやマクリー、ウィドウメイカーも死にました。Taimouは精神的に崩壊し、突然泣き出したこともありましたし、一時期フィンランドに帰省したりもしましたし、突然ウィンストンを使い始めたこともありました。これは結構うまくて笑えましたね。ただ、Taimouとしては面白くなかったそうです。彼自身、OWを駄目にしているのはエイムの必要ないヒーローがいて、スキルキャップを低くしてることであると述べていたり、エイムをしないならFPSではないという考え方ですから、ウィンストンはつまらなかったと思います。
この時期、同僚のEffectも精神崩壊したりして、Dallasのラインナップは荒れることになります。
Dallasはタンクやコーチをキックしたこともありましたが、Taimouをキックしなかったのは素晴らしいチームだと思っていました。それだけTaimouには可能性があったということだとも思います。
マクリーが強化されてTaimouがローセンシに戻ってきた
マクリーが強化されてから、Taimouは復活しました。そして最近、少しずつセンシを戻し始めたようです。センシ情報サイトによると、
12月16日の時点では43cm/360、12月30日の時点では57cm/360くらいです。
今後、彼のエイムは復活するでしょうし、現在最高のエイム力を持つCarpeをわからせて、世界一のDPSとして返り咲くことでしょう。
ジェフ、マクリーのナーフはするなよ。