【商品レビュー】Hyper X Fury Sの良い点・悪い点

Hyper XのFury Sというマウスパッドを2ヶ月ほど使ってみてのレビューになります。結論を先にいうと、もう使うのをやめます。

Hyper X Fury Sとは

Hyper Xはヘッドセットとキーボードが有名なメーカーという印象があります。ヘッドセットはプロの大会でも使用されることが多いですし、キーボードはHyper X AlloyというのがCSGOでは一番使われているキーボードです。これじゃないとストッピング出来ないというプレイヤーもいるそうです。テンキーレスもあるようなので、次にキーボードを買い換える時は買ってみようかと思っています。

Hyper Xは他にもマウスとマウスパッドも出していて、マウスはプロの中ではあまり使用率は高くないですが、今回紹介するFury SというマウスパッドはCSGOでは結構有名なマウスパッドです。

Hyper X Fury S Proを使ってる有名人

CSGOのトッププレイヤーの一人であるs1mpleが使っています。s1mpleは400dpiの3.09というCSGOではかなりのハイセンシで、ハイセンシのプレイヤーは比較的分厚くて止められるマウスパッドを好む傾向がありますが、比較的滑るFury S Proを使っていて正確にエイムしています。

ストリーマーのShroudは、Hyper Xにスポンサーされていて、Shroud EditionのFury Sを使っています。その前はG640か何かを使っていたように記憶しています。彼はチームには所属していませんし、自分で使いたいものを選べる立場にあると思うので、Fury Sの品質がちゃんとしたものであることは間違いないといえそうです。

良い点

裏面のグリップが効いていてマウスパッドがずれない

裏面は少しデコボコしたゴム材質になっていて、机にきちんとグリップします。私は木製の机を使っていますが、それでもグリップするので、プラスティック製の机ならばなおのこと全く問題ないと思います。この裏面が少したわむような素材になってることは、Artisanから言わせると競技向けではないとなってしまうと思いますが、ゲームを楽しむという観点からいうと、机にポンと敷いてそれでしっかり使えるというのも外せないメリットに思います。

滑らかだけど、しっかり止められる

これは使用者にしかわからないですが、表面は滑らかな材質で、以前に紹介したRazerのGigantusより滑ります。

【商品レビュー】OWLで使われまくってるRazer Gigantusはトラッキングを邪魔しない良マウスパッド - GAAブログ

ただ、厚さが4ミリあるため、沈み込みで止めることは出来るという感じです。4ミリというのは、マウスパッドの中では比較的厚い方だと思います。

悪い点

購入後はしばらく巻きグセがとれない

こちらに動画を上げましたが、買った当時は少し巻きグセがあり、マウスを動かすと擦れる音がしました。

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何週間が使っていると自然と消えましたが、今でも、Artisanのマウスパッドのようにフラットという感じはしません。

汗に弱い

Fury Sは、私の持ってる中ではMionix Aloithというマウスパッドに似ています。他にはG640にも似ています。写真で見てもらえばなんとなく表面の感じが似てるのがわかると思います。

Fury SもAloithと同様に、汗をかいた時に滑りが悪くなります。最近、暑くなってきて、ゲーム中に多少腕が汗ばむということもあると思います。手首エイムでも手首のあたりはマウスパッドに当たっていて、ここがマウスパッドと擦れた時に摩擦が大きいとエイムに大きく影響してくることになります。特に、上下にマウスパッドを動かした時に顕著に引っかかります。

日本はFPSの本場のヨーロッパと違い、高温多湿なため、マウスパッドの選択も限られるのは仕方ないと思います。汗をかいた時に滑りが悪くなるのが嫌ならば、ハードマウスパッドを使うか、汗に強い布マウスパッドを使うしかないのだと思います。

まとめ

汗をかいた時滑らなくなるというのは布系マウスパッドの宿命のようなものなのでしょうがないとは思いますが、その度合が強いと感じたので今後私がFury Sを使うことは二度とないでしょう。ただ、ちゃんとクーラーの効いた部屋で使ったり、夏以外の季節であれば何の不都合も感じなかったので、気になった方はLサイズで3000円程度なので購入してみてはいかがでしょうか。