マウサーがBANされはじめたらしいので、アシストキャップでがんばろう

マウス全面解禁すべき - GAAブログ

おれは以前に、マウスを全面的に禁止出来ないのであれば、いっそ全面的に解禁すべきだという記事を書いた。2年前のことだ。おれはそれから、PCに移行した。

しかし最近、マウサーが軒並みBANされはじめているらしい。

どうやって判定しているかは知らないが、報告だけではBANには至らないだろう。

ぱっと思いつくのは例えば、マウサーの入力パターンとパッドの入力パターンを機械学習させて、分類させるというものだ。異常検知という技術的に確立された分野なので、たぶん出来るだろうと思う。例えば、キー入力が速すぎてふつうにスティックを動かしてそれを実現したら指がもげるだろうという操作を判定するとかだ。

マウサーのBANに対しておれは、ポジティブにとらえている。

もし、マウスを全面的に解禁する場合は、PS4はマウスを直接挿せるようになって、廉価版のゲーミングPCになるべきだと考える。そうすると、中にはやっぱりPCでプレイしたいというおれのようなプレイヤーが出てきて、PCゲーム市場の拡大に繋がる可能性はあるが(日本ではPCゲームプレイヤー数は海外に比べて非常に少ない)、それよりもむしろ、パッドでプレイするコンシューマの世界を楽しいまま残すという方がメリットが大きいと思うからだ。

パッドにはパッドの良いところがある。

カジュアルに遊べるという点が一点だ。リビングのテレビでゲームを映し出して、少し離れたソファに寝っ転がりながらゲームをするというのは、PCゲームでは不可能だ。信じられないかも知れないけど、PCプレイヤーの中にはモニターに顔をくっつけながらプレイする人だっている。中高生にとって、初めてのキスの相手がゲーミングモニターだったら悲惨すぎる。

もう1つの点は、パッドの方がマウスに比べて有利な面もあるからだ。例えば、エースコンバットのようなフライトゲームやレーシングゲームをパッドでやる人はいるかも知れないが、マウスでやる人はいないだろう。パッドの方が、アクションゲームについてはマウスよりも有利だったりする。これは、パッドの方が人間の感覚にとって自然だからだとおれは考えている。

実際に、PC版のFPSでは視点移動が超高速に行われるが、こんな視点移動を実世界でしてる人がいたら挙動不審すぎて、確実に職質されてしまう。実際の視点移動というのは、パッドのようにゆっくりとしたものだ。

このように、パッドにはパッドの良い点があるのだから、その世界からマウサーが排除されて、パッドで楽しく遊べるようになるというのは良いことだと思う。

上で述べたように、マウサー特有の入力パターンを解析してBANしてるのであれば、少なくともスティックを少し高くするだけのアシストキャップはBANのしようがないと思う。それに、公式に禁止されているわけでもない。

マウスが禁止されたことで、今後はパッドでエイムしていく必要があるわけだけど、その際には少しでも有利になるように、アシストキャップをつけましょう。