Ironsightというゲームが相当面白いので最近毎日やってます。
Ironsightの概要
このゲームはWiple Gamesという韓国のゲーム会社が開発しているFPSで、ゲームエンジンも独自のIron Engineというものを使っているそうです。
紹介サイトによると、
Iron Engine is the proprietary game engine developed by Wiple Games. It is compact but optimized for online game development and service of Iron Sight. Iron Engine not only provides high quality rendering, it is also provides wide range of compatibility in various hardwares specifications for online games.
と書いてあり、ざっくりいうと、オンラインFPSを作ることに最適化された独自のゲームエンジンということのようです。Iron Sightを開発するために独自のゲームエンジンを作り上げたということですから、UE4やUnityを使って作ったというのに比べると気合の入り方が違うように感じます。
Ironsightというのはどういうゲームかというと、ほぼCoDです。モードとしては、OWのペイロード以外は全部あるかなという感じで、CSGOやr6sなどにある爆破モードもあります。
久しぶりに面白いゲーム出てきたなという気持ちになり、OWを卒業することが出来ました。
Ironsightの面白さ
アジア鯖がある
Ironsightがなぜ面白いかというと、まずアジア鯖があります。これによって50ms以下では撃ち合いが出来ます。出会った瞬間に瞬溶けするようなスピード感のあるゲームなので、低pingは必須です。
エイムの設定に余計なものがなくシンプル
次に、エイムの設定がシンプルです。最近のゲームだと、覗いた時にFOV依存の変換をするかどうかみたいな、実際何が起こるのかよくわからない設定があったりしますが、Ironsightの設定はシンプルで、おそらくCSGOやOWのようにFOVと同じく、振り向きに影響を与えるようになってします。センシの数値と振り向きが比例関係にあるかは知りませんが、mouse-sensitivity.comなどを使えば問題にならないと思います。こういう仕様だからか、CoD BO4ではADS時に極端に遅く感じたりする感覚があり、それがスコープによって変わったりするので「一体なんだこれは」という気持ちになったものですが(思い当たるプレイヤーは多いはず)、Ironsightではこういうことはありません。腰撃ちでも覗きでも、正しい変換式を使えば、他のゲームと同じ感覚でエイム出来ます。
洗練されたマップデザイン
最後の点は、マップデザインです。マップ自体はシンプルというほどでもないのですが、初見でも敵がどこから出てくるのかなんとなくわかります。常に、エイムを置くべき角が明らかで、マップへの習熟は早いと思います。これは、プレイヤーの意見を取り入れてきちんと設計されているという証拠だと思いました。
35歳の反応速度でも一位とるやり方がある
IronsightはCoDのように出てきた敵に素早く反応して素早く殺し切る必要のあるゲームですから、反応速度が大切になります。みなさんが考えられているとおり、これは年齢によって落ちていき、プロプレイヤーのレベルでは30にもなると引退となります。
なので、今回教えることは、反応速度が多少遅くてもキルをとれる方法です。
武器はSG553を使いましょう
私は最初、M4を使っていたのですが、その時は微妙に撃ち負けることが多く、チームの中で下の方の順位で終わることが多かったです。このゲームはすごく遅いですが自然回復があるので、殺し切るかやられるかの差がとても大きいです。その後カバーが現れたとしても、生きていれば削ってやることも出来ます。なので、少なくとも中距離までの撃ち合いでファイアレート負けで負けることは避けた方がいいと思います。SG553はわりと万能な武器で、近距離でも中距離でもかなり撃ち勝てる印象があります。
FOVは90にしましょう
FOV(垂直)はデフォルト60だったと思いますが、小さすぎるので90にした方がいいです。90にすると水平FOVは120になります。これは多くのBFなどグラフィックがきれいなものではリフレッシュレートに影響を与えることがありますが、Ironsightは最適化された独自のエンジンで作っているためか、全く重くなりません。また、FOVを大きくすると敵が小さくなって撃ちにくくなるということがあると思いますが、Ironsightでは敵がそれなりに大きいので、FOVをマックスにしても、敵が小さくて撃ちにくいと感じるまでにはならなかったです。そもそも弾をフルバーストで撃って散らして当てることが基本で、CSGOのように1発目で頭を狙うという精度は要求されないため、頭をクリアに見る必要もないです。FOVを上げて広い範囲を見れるようにする利得の方が大きいでしょう。
なお、CSGOやOWなど他ゲームからセンシを持ってくる場合は、モニター距離0%を使うことをオススメします。(私はFOV120という極端に高いセンシを使っていますが、同じフィーリングでエイム出来ています)
異なるFOV間でのセンシ変換については過去に書いたのでこちらの記事をご覧ください。
ゲーム間センシはMonitor Distance 0%で合わせろ - GAAブログ
SG553は反動があまり大きくない武器で、フルバーストで撃っても大体弾がまっすぐ飛びます。大体頭のあたりを狙えば、自然と頭に当たってくれます。さきほど言ったように、殺し切るかやられるかの差が大きいゲームなので、常に頭を狙った方がいいです。身体だけ狙っていると撃ち勝てる率が下がります。
Ironsightの将来性
冒頭で話したとおり、ゲームエンジンから作ってしまうという気合の入った開発ですから、今後もゲーム自体は素晴らしいものになっていくのではないかと思います。
ゲームが成功するためにはゲームが良いこともそうですが、やはり競技シーンで盛り上がる必要があります。Ironsightは、少なくとも今後ランクマッチは実装されますし、ゲームデザイン自体も競技性を意識したものではないかと思います。
バタリオンがこけた今、もうIronsightするしかないっしょ。みんなやりましょう。