アシストキャップをつけると精密なエイムがしやすくなる理由を京大卒が説明します - GAAブログ
で、アシストキャップを使うとエイムがしやすくなる理由と、アシストキャップをつけることの一応のデメリットについても話しました。
アシストキャップをつけた方がエイムがよくなることはわかったけど、でも、それってセンシを下げたのと同じことじゃないの?と思う人がいると思うので、この記事ではそれについて回答します。
結論をいうと、アシストキャップをつけた方がいいです。その理由を以下で話します。
とっさの振り向きが出来なくなる
FPSでは、細かく動く敵をゆっくりを追うようなエイムだけではなくて、右や左の方に現れた敵に瞬時にエイムを合わせるエイムも必要です。PCでは、その分だけマウスを振ればいいのですが、コンシューマでは、倒した分の速度でゆっくりと視点が移動していく仕組みなので、瞬時に振り向くことが出来ません。だから、その中で出来るだけ早く振り向くことを目指します。
もし、アシストキャップなしでローセンシにして、細かいエイムの精度を良くした場合は、瞬時に振り向くことを完全に捨てることになります。
一方で、アシストキャップをつけて、センシを同じままローセンシのような精度を実現した場合は、スティックを思い切り倒せばセンシの分だけは早く振り向けることになります。
特に、コンシューマで遊ぶようなゲームは、振り向きの速さが有利になるゲームが多いです。それはもともと、細かいエイムの良さで差がつくようなゲームが流行らないからです。そういう意味でも、エイムのために振り向きの早さを簡単に捨ててしまうという選択肢はよくありません。そこで、エイムの良さと振り向きの早さを両立させるアシストキャップが良いということになります。
エイムアシストの恩恵を得にくくなる
コンシューマにはエイムアシストという機能があります。これは、多くの場合には、敵にクロスヘアが近づくと敵の動きに張り付きやすくなるという程度のものですが、これだけでもエイムをするには猛烈に役立ちます。
例を出すと、私は今PCでOWをプレイする時、振り向きが大体25センチ程度のローセンシでプレイしていますが、2年近く前にマウサーとしてOWをプレイしていた時に振り向き15センチほどでプレイしていた時の方が、エイムが良かったです。細かいことを言うと、当時はそれほどヘッドショットを狙ってなかったとか、ポジショニングが悪かったから今よりは弱かったかも知れませんが、動き回ってる敵に対する張り付きということに限っていえば、マウサー時代の方が強かったです。
その後すぐにPCに移行してきて、CSGOのエイムボットを撃った時に80kpmも出なかったことが懐かしいです。今はその1.5倍ほど出せます。
今、振り向き15センチでプレイせよと言われたら、エイムはガバガバになります。そのくらい、エイムアシストというのは効果があります。例えていうならば、マウサーがコンシューマで動き回るトレーサーやゲンジにエイムするのは、PCでいうとロードホッグにエイムするくらい簡単ということです。
でも、ソニーがマウサーを禁止したこともあって、今後はパッドを使っていかにしてエイムを良くしていくかを考えるしかないですよね。
エイムアシストを活かすにはどうすればいいかというと、ハイセンシにすべきだということになります。これは例えていうと、ローセンシにして純粋なエイム力を80点にしたとしても、エイムアシストを込みで90点にしかなりませんが、ハイセンシにして50点なものが、エイムアシストによって80点になるという感じです。2年前にこんな記事を書いていました。
従って、コンシューマではそもそもをローセンシにしてエイムを良くする戦略は良くなくて、むしろアシストキャップをつけてハイセンシにした方が良いということになります。
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