最近、どっかのバカタレが神ストリーマーのスタイリッシュヌーブさんに死体撃ちをしたことで炎上して謝罪騒動になっています。
この件が流行ってるのでとにかく京大卒のおれの意見を述べます。
おれは、死体撃ちに関する議論は、
- して良いか
- すべきでないか
の議論がごっちゃになってるように感じます。これは頭の悪い人に多いのですが、なぜか2から1を導出しようとすることがあります。
して良いかどうかという話と、それをすべきでないかというのは、全く別次元の問題です。これを別次元と思えない人は頭が混乱しています。ゲームばかりしていないで学校に行きなさい。
例えば、別にあなたが親を殺すことは自由ですが、それはしない方がいいです。なぜならば、保護者であるところの親が死んでしまうし、あなた自身も法で裁かれてしまうからです。しかし、それに見合うだけのトレードがあるならば、殺した方が良いという話になります。例えば、虐待されている場合などです。あなたがもしして良いかすべきでないかを混同している人間であれば、虐待の結果死にます。
死体撃ちも、するのは自由ですが、それをすべきかどうかは別問題です。
すべきかどうかについて考えると、それは単なる損得の問題です。
死体撃ちされると気分が悪いというのは、人間にとって根源的な感情ではなく、単なる思い込みです。そういうコミュニティでFPSをしているから自分もその価値観を共有しているに過ぎません。おれはどうかというと、その価値観は共有していません。おれは死体撃ちをされても何も思いません。他にも死体撃ちを悪く思っていない人がいます。ですから、別に根源的な感情ではなく、単なる思い込みあるいは先入観なのです。こういうのを「反例」といいます。
しかし、死体撃ちが気持ち悪いというのは先入観であり真理とは関係ないため、無碍にしても構わないと言ってるのではありません。むしろ、先入観であっても、その共通認識は尊重した方がトータルでは得になることが多いです。
社会というコミュニティには、真に効率的でない先入観が山ほどあります。この世の中は決して、理想的なものではないのです。もし、あなたが死体撃ちをすると、少なくとも日本のコミュニティにおいては、それを気持ち悪いと思う人は山ほどいて、日本で活動していく上では損になるのです。
海外では死体撃ちは別に悪いと思われていないという話があり、その真偽は若干怪しいですが、いずれにしろ関係ありません。なぜならば、ここでの損得は日本コミュニティでの話だからです。つまり海外で活動するならば、その限りではありません。
実際に、CSGOの大会ではプロがパフォーマンスとして死体撃ちをすることもありますし、なんなら死体をモロトフで燃やすこともあります。そうやって煽ることによって会場が盛り上がるのであれば、損得でいえば得ですから、やるべきなのです。すべては損得勘定です。
さすがKUNさん、なんと4年前に今回の騒動を見越して動画を作っておりました。併せてご覧ください。