Ramboのエイム理論「手首のコントロール」

今回はこちらの動画の要点をまとめていきます。Rambo先生からエイムを学びましょう。

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Ramboとは誰なのかについては以下の記事で紹介しました。

Ramboのエイム理論「基本編」 - GAAブログ

5分ほどの動画ですし、英語は平易なので、英語がわかる人は動画の方もご覧ください。

動画の中でRamboは、手首のコントロールはエイミングにおいてもっとも重要な要素であり、トップレベルのFPSプレイヤーは手首のコントロールが良い傾向があると言っています。ざっくりというと、手首のコントロールを制するものはFPSを制するということでしょう。

その理由は、ほとんど(80%と動画の中では述べています)のエイミングは、手首の範囲で行われるからです。ほとんどのケースではある程度敵の出どころを予測してエイムするためです。

OWのように、大きく振り向くことが多いゲームにおいても、やはりほとんどの時間は手首によってエイムしています。

従って、センシは、手首でマウスをコントロールする際に自然なものを選ぶのが最適です。手首がもっともコントロールが良くて、もっとも重要なのだから、それに最適化すべきであるという話は以前しました。

PSAメソッドは中距離かつ手首だけでやるべき - GAAブログ

ただし、Ramboの動画内では、手首を左右に振った時に「自分にとって自然である」ことが良いセンシだとしていて、PSAなどのセンシ決めメソッドについては言及していません。ここでいう自然とは、手首を自分のフィーリングで振った時に、クロスヘアがボットからボットにピタッと移動するかどうかということで決めるとしています。

これは、手首の位置がどこにあるかに依りません。テーブルの端にある場合にはそこがピボットポイントになりますし、テーブルの端に肘を置く場合でも、(よほど手が長くない限りは)マウスパッドの上にピボットポイントを作り、そこで手首を左右に振ることが出来ます。ここで重要なことは、手首エイムをする際にピボットポイントを意識して意識的に手首を振ることだと私は理解しました。

グリップによる違いについて。Ramboはマウスと手の間にギャップを作っていないいわゆるかぶせ持ちをしているため、指の動きがエイムに与える影響はない。つまり、前腕と手首のみによってエイムを行う。しかし他のプレイヤーには、クロウグリップだったり、指を使ってエイムをする人もいる。この場合には指はエイムに影響する。しかしその場合でも、やはり重要なのは手首である。なぜならば手首でエイムする時間が長いからだ。としている。もしそうだとすると、センシを決める時に指による調整をしない方が良いことになる。

Ramboの使ってるマウスパッドです。どうぞ。