この動画では、Corsair Harpoon Wirelessについて、良い点と悪い点について話したあと、どういう人におすすめ出来るかという話をしました。まとめると、
- 良い点
- 小型なワイアレスマウスである: ワイアレスって総じて大きいですよね
- クリックが軽い: G304の唯一の欠点はクリックが硬いことです
- クリック耐久回数が高い: 5000万回です
- くぼみに指が収まって心地よい
- 悪い点
- 重い: 99gは最近のワイアレスにしては少し重いです
- アダプタが付属してない
- センサがやや古い: PMW3325という古くもないが新しくもないセンサを使っています
- おすすめ出来る人
- ワイアレスマウスを探してる: ワイヤーがエイムに影響することすら許せない人
- 手が小さめの人
でした。
この記事では、これらに付け加えて、Corsair Harpoon Wirelessの設定面での良いと思った点を共有します。
設定ソフトはiCUEと言います。私がこのマウスについて良いと思った点は、ここです。
私はアングルスナップ(直線補正)を無効にしています。これが無効にできないマウスは気持ち悪くて使いたくないです。エイムアシストもそうですが、無駄な補正がかかるとエイムがおかしくなります。
マウスポインタの精度というのは、ポインタ加速のことです。おそらくウインドウズの設定を使わず、マウス独自で設定するという方針なのでしょう。
最後に、これがユニークだと思ったのが、マウスポインター速度です。PUBGなどバトロワ系では、インベントリ操作などでマウスポインターの速度が影響してくることがあります。これをマウス設定で決められるのは見たことがありません。
通常は、ウィンドウズの設定を利用するはずです。ただ、ウィンドウズの設定をデフォルトの6以外にした場合にそれがマウスセンシにどう影響するのかというのは、よくわからないという欠点があります。例えば、CSGOでraw_inputを使ったとしても、依然としてウィンドウズのポインタ速度はデフォルトにしないといけない派がいます。実際にどうやって制御されているかドキュメントがないからです。
このマウスのようにそういう怪しい部分を全部排除してくれた方が、ユーザとしては確信が持てます。
他にも設定出来る箇所はあって、私はポーリングレートをデフォルトの1000Hzから500Hzに下げています。これは宗教っぽいですが、CSGOプロのferなんかは250Hzを使っていたりと、低めの方が当たると主張するプロは珍しくないです。私も1000よりは500の方がしっかり当たるような気がするためそうしています。
ちなみに、出荷時にはドライバのバージョンが古かったのでアップデートしました。ダーマポイントのマウスでは、ドライバのバージョンが古いままだと全く使い物にならないという話もあったようですし、念のため購入後に即上げておくことをおすすめします。何か変わったという感じはしなかったですが。
そのほか、このマウスの変わった点としてはbluetoothでの接続が出来ますが、ゲーミング用途では使えないかもしれないので私は2.4Ghzの無線を使っています。この無線技術はCorsair独自のもので、slipstreamと呼ばれています。
Slip into the fast lane with SLIPSTREAM WIRELESS, hyper-fast, sub-1ms connection speeds.
ということで、本当か嘘かはわかりませんが、とにかく遅延が少ないことを謳っています。
使い始めてから2週間ほどになりますが、不具合という不具合は感じたことがありません。おすすめ出来るマウスだと思ったので紹介しました。