【商品レビュー】マウスをロジクールG403に変えた

おれは今まで、KUN先生推奨のRazer DeathAdderというマウスを使っていた。2016年末に発売されたモデルだ。

>

色々と不満があり、マウスを変えることにした。まずはその不満を説明する。

最新のDeathAdderにはスクロールボタンの手前に2つのセンシシフトボタンがある。これを押すと、プレイ中にセンシを変更することが出来る。しかしおれの場合、プレイ中はずっと同じセンシでプレイしたいためこのボタンは押さないし、一体どういうニーズがあってつけられたのかピンと来ない。

問題は、プレイしているとたまにこのボタンを意図せずして触ってしまい、知らず知らずのうちにセンシが変わっていることだ。具体的にいうと、2つあるうちの手前のを押しやすく、知らず知らずのうちに超ローセンシ(80cm/360度くらい)になってたりして敵を追うことが出来ないということが起こってはじめて気づくということがマッチごとに2回くらいはある感じで、これを無効化しないことには使い物にならないと思っていた。

Razerの製品をチューンするためのRazer Synapseを使うと、これは無効化出来る。はずなのだが、DeathAdderのバグなのか、設定後にプレイしてみると無効化されていない。海外の掲示板には同様の悩みを持つ人がいて、それに対して「XIM4を通すとどうやら有効化されてしまうようだ」と書かれていたりするのでたぶんそうなのだと思う。

マウスを分解して回路的に無効化することも考えたが、分解出来るようになってないようなので諦めた。強引に分解したとしても、組み立てた時に0。1mmでもズレが生じたら、FPS用のマウスとしては使い物にならないから諦める他ない。

というわけでよりまともなマウスを探しに秋葉原に行ってきた。Tsukumoのゲーミングマウスコーナーで30分くらいマウスに手を当てて悩み、結局ロジクールのG403というマウスを買ってきた。

もう一つ、触ってみて良いなと思ったのはSteelSeriesのRival 300というマウス

>

だが、G403の方が手にしっくりきた。Rival 300はDeathAdderと似たような形をしたマウスで、外側に行くにつれて低くなっている。こういう形状だとかぶせ持ちで手を置くことが不自然で、手は少し斜めになってしまう。結果として手の付け根あたりがマウスパッドに擦れてしまい、エイムに影響が出ていると考えていた。一方でG403は左右対称でふっくらとしていて、かぶせ持ちをした時に手がマウスに擦れることはなく、安定してエイム出来る。また、G403はDeathAdderの105gより15g軽い90gで、体感でだいぶ軽いと感じる。おれのように40cm/360度を超えるローセンシでプレイする場合はマウスが軽いことは重要な要素だと思ったので、総合的にG403を購入した。

G403の設定はLogicoolゲームソフトウェアというので設定出来る。G403にもセンシシフトボタンがあるのだが、設定でセンシの段階を1つだけにしたらゲーム中にセンシシフトボタンを押してもセンシが変わることはなかったのでG403はXIM4との相性も良いと言える。

XIM4を使ってFPSをプレイしたい人は参考にしてほしい。