【商品レビュー】Qck+ Limitedを買った

おれは今、マウスがG403、マウスパッドがSteelSeriesのQck Heavyを使っている。G403はかぶせ持ちしやすくて気に入ってるけど、Qck Heavyは少し滑りが重くて満足行ってない。特に、夏になって汗をかいたり少し湿気が多かったりするとさらに重くなって、マウスを動かすのがしんどくなる。こうなると、無駄な力が入ってしまうから当然、エイムに影響してくる。

Artisanの零MIDは滑りと止まりを両立した神品だと思うのだが、G403を滑らせると「ざっざっ」という音がするくらい引っかかる。相性問題があるのだと考え、仕方なく無難にQck Heavyを使っているという経緯がある。

Qckシリーズで他に気になっていたのはDexというシリーズだけど、大きさが横32cmしかなく、それでもプレイ出来るとは思うけど、やや小さいという印象がある。マウスパッドの大きさを気にしながらプレイするのは精神的に窮屈でエイムに影響しそうなので、40cmのラージサイズがほしいと思っていた。しかしDexからはラージサイズが発売される気配がなかった。

そこで今回、Qck+ LimitedというSteelSeriesの新作マウスパッドを買ってみることにした。このマウスパッドは2016年の12月に出たばかりで、日本では2月頃からしか手に入っていないため、まだ使ってる人は多くないと思われる。使用しているプロゲーマーとして明らかになっているのは韓国のオーバーウォッチプレイヤーのEscaくらいだ。

このマウスパッドの特徴は表面の摩擦がとても少ないこと。しかし精密にトラッキング出来ること。実際にG403を滑らせてみるとかなりつるつるで、滑りとしては零MIDのような感じだ。オーバーウォッチのトレーサーのようにマウスを振りまくる場合は確かに、重いマウスパッドでは疲れるというのがあるため、EscaがLimitedを使うというのは理解出来る。止まりとしては、間違いなくQck Heavyのように自然に止まるということは期待出来ず、意図的に止めることが要求されるものと思われる。しかし零MIDでは滑るがきちっと止まっていたため、この一見相反する性質は理論的には両立可能であり、最新のテクノロジーが集結されたLimitedでは実現されているものと期待出来る。

ゲーム内での使用感については後に改めて報告する。